【vsエイバル】ロナウドを架空キャラに例えたムンド紙と、驚愕データ紹介のレキップ紙

photo/Getty Images

好調男の2ゴールで逃げ切り

少し遅くなりましたが、10日にアウェイで開催されたエイバル戦について振り返りたいと思います。

イプルーアに乗り込んだマドリーは34分にクリスティアーノ・ロナウドが先制するも、50分にはセットプレイからラミスにヘディング弾を許し、失点。

しかしながら84分にはダニエル・カルバハルの素晴らしいピンポイントクロスから再びロナウドが頭で合わせ、そのまま勝ち切っています。




世界はこの一戦をどう報じたか

スペインを含むヨーロッパの主要メディアがエイバル戦の辛勝をどのように伝えたのか。その見出し(タイトル)を纏めていきます。

MARCA

まずはレアル・マドリードを贔屓とするスペインの大手紙から。

同紙はこのゲームに対し、

『Con Cristiano es mas facil』

(クリスティアーノのおかげでよりラクに)

といった見出し。2月頃から一気にコンディションを上向きにさせてきたエースの復調を感じさせるタイトルで、改めてこの男の嗅覚を讃えてますね。

思うに、クリスティアーノという男は、段々とかつてのロナウド・ルイス・ナザリオに近い存在になってきたような気がしてなりません。

もちろん後者のようにとんでもない体型でトレーニング場にやってくることはありませんが、かなり効率の良い働き方を覚え始めたのかなぁといった雰囲気。

まぁ年齢も年齢なんでシーズンをフル稼働というのはムリな話。賢く、したたかに、最も必要な時に右足を振り抜く男に変わりつつありますね。

ちなみにMARCAによる同試合の採点では、クリスティアーノとルカ・モドリッチに3つ星の満点評価。無星のワースト評価はトニ・クロースとイスコになってます。

まぁ仕方ないですね。はっきり言ってイスコの試合での影響力は日に日に下がっているように見えるし、ちょうどマンチェスター・シティとの関連が報じられた辺りからそうなっています。

その辺のごちゃごちゃが上手く解決してくれると良いんですが。




MUNDO DEPORTIVO

お次は、ややバルセロナ寄りなニュースも多いスペイン4大紙の一つであるMUNDO。

『Cristiano Ronaldo,antidoto a Mister Hyde』

(C・ロナウドこそ、Mr.ハイドの特効薬)

ヨーロッパらしい結構ユニークなタイトルを付けていますね。ハイド氏というのは、著名な小説「ジキルとハイド」から取っていて、ロナウドもレアル・マドリードもシーズン前半戦とはまるで別人な好調ぶりを見せていることから、二面性をテーマにしたハイド氏の名前を出したんでしょう。

かつて、ロナウドが前半に2ゴールを決めながら、後半にレッドカードで退場した際にはスペインの現地紙に『天使と悪魔』という見出しがあったのを思い出しました。

向こうのメディアは本当に上手いこと言いますねぇ。

さて、スペイン国外にも目を向けてみましょう。

ESPN

アメリカに本拠地を置く大手スポーツ専門チャンネルです。

『Cristiano Ronaldo brace edges Real Madrid to victory at Eibar』

(ロナウド、レアルを勝利へと導く)

L’EQUIPE

フランスの日刊スポーツ紙はやはり国内のジャイアンをボコされたからか、ポルトガル人の復調をデータで解析しています。

『Un double de Cristiano Ronaldo offre la victoire au Real Madrid a Eibar』

(ロナウドの2ゴールでレアル・マドリードがエイバルを下す)

と題し、以下のようにエースの復活を綴っています。

「第28節のエイバル戦で2ゴールを決めたロナウドは、リーガ・エスパニョーラ第20節から第27節までの間に14ゴールを奪取している。2017年にはたった4ゴールしか決めなかった男が、だ」




これはちょうどパリ・サンジェルマンとの対決時に復活を遂げたことへの恨み節も含まれているかもしれません。

いずれにしても、新年上半期(2月以降)のロナウドによる本領発揮はもはや恒例行事。やはりチャンピオンズリーグを重視した体内リズムになってますね。

ただし、カルバハルのピンポイントクロスは本当にものすごいクオリティーだったし、それまでのんびりとフラフラしていたロナウドが、カルバハルにボールが渡った途端にエリア内へ猛然と走っていった様子を見ると、かなりの信頼が感じられます。

エースのダッシュに最高品質のクロスボールで応えたカルバハル。

気持ちの良い逃げ切り弾でしたね!

【筆者の略歴とプロフィール】

2000年より愛し続けるレアル・マドリードへの情熱が高まり、サッカーライターとして複数の国内著名サッカーメディアや大手出版社へ記事を寄稿。ヨーロッパのあらゆるスポーツメディア媒体への取材を通し、常に国内の「他媒体が報じていないニュース」の掲載を心掛ける。

尚、現在は芸能やエンターテイメントの分野にも手を広げ、浮気気味の模様。また、某著名サッカー解説家で赤いチームを愛するアノ雑誌編集者・ジャーナリストから「生意気だ」と電話で説教された過去は大きな黒歴史である。

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