【白い偉人 #1】天才かつ華麗! その左足はあまりにファンタスティックだった

2018年3月15日

photo/Getty Images

ホセ・マリア・グティエレス・エルナンデス

金髪を靡かせながら放たれるグティの魔法のパスは、前後左右わずかなスペースに加え、あらゆる心の隙間をえぐり出す。

決して模範的とはいえなかった自由人だが、彼のもたらすファンタジーが他の誰かによって再現されることなど不可能だ。

グティを回想

【白い偉人】では、かつてレアル・マドリードの白いシャツに1度でも袖を通した懐かしの選手や監督、スタッフらを振り返ります。

記念すべき第1回は、やはり私ジェイコヴが最も愛するマドリーのプレイヤー、ホセ・マリア・グティです。

ポジション:MF、FW
トップチーム在籍:1995年-2010年

マドリードユース出身でCFからセカンドトップ、さらには中盤のゲームメイクまで多くのタスクを担ってきたグティですが、なんといっても敵陣を鮮やかに粉砕する鋭利なスルーパスがその代名詞。

どんなに整然と構えられたDFラインであっても、彼が左足を振るだけで数秒後には決定的なチャンスに変貌。幸運なパスの受け手がすべきことはひとつ、“流し込むだけ”だ。

過去にはブラジルのロナウド・ルイス・ナザリオ・リマや、ジネディーヌ・ジダンがインタビューで「レアル・マドリードで最も上手いと思う選手は誰?」と聞かれ、「グティ」と答えています。

また、アントニオ・カッサーノも昨年のGazzettaのインタビューで“歴代最高の11人”にグティを選出し、

「彼は完全にワールドクラスだし、バロンドールを2回獲得してもおかしくない選手」

とありがたきコメント。

私も大賛成ですね。

彼のスルーパスは間違いなく世界最高でしたし、ジダンですらグティほどに決定的なパスを出してはいなかったと感じています。

多くの監督と揉めてきたし、ビセンテ・デル・ボスケは、

「もしもグティがラウールほどに練習熱心だったら、今頃はバロンドールを受賞していたかもしれない」

とも発言。

プレイには波もありました。でもそれが良いんですよねぇ。。

本当に大好きな選手です。最後に輝かしいグティのスルーパス集で是非とも癒されてください。

【筆者の略歴とプロフィール】

2000年より愛し続けるレアル・マドリードへの情熱が高まり、サッカーライターとして複数の国内著名サッカーメディアや大手出版社へ記事を寄稿。ヨーロッパのあらゆるスポーツメディア媒体への取材を通し、常に国内の「他媒体が報じていないニュース」の掲載を心掛ける。

尚、現在は芸能やエンターテイメントの分野にも手を広げ、浮気気味の模様。また、某著名サッカー解説家で赤いチームを愛するアノ雑誌編集者・ジャーナリストから「生意気だ」と電話で説教された過去は大きな黒歴史である。

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