あのピケが恐怖で震えた! マンU時代のロイ・キーンは「まるで狂人だった……」

ブチ切れられた想い出を明かす

バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが、マンチェスター・ユナイテッド在籍時代を回想し、当時のリーダーであったロイ・キーン氏とのエピソードについて語っています。

ピケが『THE PLAYERS’ TRIBUNE』に対して答えたインタビュー内容を英『sky SPORTS』が報じている。

sky SPORTSの報道

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ジェラール・ピケがかつてマンチェスター・ユナイテッドで闘将ロイ・キーン氏から激怒された逸話を明かした。

バルセロナユースから期待の新星としてオールド・トラッフォードへやってきたピケは、ある日の試合前、ドレッシングルームで緊迫した瞬間を過ごしていると、静寂の中で彼の携帯電話のバイブ音が鳴り響いてしまったという。

「試合前、俺はものすごく緊張しながらロッカールームにいた。想像してみろよ。俺はまだ18歳だったのにルート・ファン・ニステルローイやライアン・ギグス、そしてリオ・ファーディナンドらの隣でソックスを履かなくちゃいけなかったんだ。あの時は透明人間にでもなりたい気分だったし、俺の隣はまさしくあのロイ・キーンだったのさ」

「すると突然俺の携帯電話のバイブレーションが微かに鳴り響いた。ものすごく小さな音だったけど、ロイは怒って部屋中を探し回っていたね。俺は自分の携帯電話のバイブをオンにして、ズボンのポケットに入れていたからすぐに気づいたよ。この音が俺の携帯電話からだってね」

「ロイは一体その音がどこから来ているのかを見つけることができずにいた。探し回っている時の彼の表情はまるで狂人さ。視線が部屋中に行き渡り、その“犯人”をあぶり出そうとしていた。映画『シャイニング』のジャック・ニコルソンが演じた有名なシーンみたいだったね。ドアを打ち破ったあのシーンだ」

「ロイはロッカールームにいる全員に叫んだ。『この電話の音は誰のだ!!』周りはシーンとした。何度も彼は叫んだ。『このクソ電話は誰のだ!!?』俺はまるで小さな少年のようにゆっくりと声を上げたんだ。『すまない。僕の携帯電話だ』ってね。もちろんロイは怒り狂ったよ。とてつもない形相でね。でもあれは良いレッスンだったよ」

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時代は変わった。ピケも過去と現在の違いを感じている。

「今はもう2018年だ。全てがあの時とは異なる。今の若い選手は皆それぞれのiPhoneを操作しながら試合前を過ごしているが、2006年の当時はまるで別の世界だった。絶対にそんなことできなかったし、とりわけユナイテッドのロイ・キーンがいるあのロッカールームではね。あの出来事は、俺がユナイテッドで犯した多くの間違いの中のひとつさ」

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考察

初めてレアル・マドリードに関するものではない記事を書きました。あまりにも興味深い内容だったので。

今ではバルセロナの象徴であり、2月に31歳となったベテランのピケですが、マンチェスター・ユナイテッドへ加入したのは17歳の頃で、本当にひよっこな訳です。

しかもピケが回想する2006年といえば、ロイ・キーンを筆頭にポール・スコールズやらガリー・ネビル、リオ・ファーディナンド、ルート・ファン・ニステルローイ、ウェイン・ルーニー、そしてクリスティアーノ・ロナウドらが在籍。とんでもないメンツを揃えていた時代ですね。

中でもズバ抜けたリーダーシップと恐怖政治を敷いていたのが、ロイ・キーン。

当時のユナイテッドには面白い逸話がありまして、2001年〜2005年辺りの若手選手は試合中にミスをするとまず頭によぎるのが『ヤバイ! ロイ・キーンにキレられる!』というもので、

逆にロイ・キーンやベッカム、スコールズ、ギグスらは若い頃、試合中にミスをすると『ヤバイ! エリック・カントナにキレられる!』とビビっていたようです。

もちろんこのような事態は最近の日本のメディアが大好きな“パワハラ”に該当するのかもしれませんが、男のスポーツではよくあることで、イングランドプレミアリーグの歴史は闘将の歴史でもあります。

やはり最近はキーンのようなタイプの選手が減りましたね。

別に無駄にキレたり怒ったりする必要はないかもしれませんが、“ただ皆で仲良くフットボールをやれればそれで良いじゃない”みたいな雰囲気を色んなチームから感じます。

とりわけロンドンのあのチームです。

そのようなチームはとことんまで勝利にこだわるという姿勢に欠けているように見えるし、逆にキーンがいた頃のユナイテッドは今のユナイテッドと違って、負けた際の表情がとても暗いんですね。

ピケのようなタフな選手が「小さな少年のように」なるくらいですから、やっぱりそういう頼もしい闘将は必要かと思いますよ。

マドリーにはセルヒオ・ラモスがいるけど、他にはあまり居ませんね。

大一番ではマルセロがよく観客を煽ってますが、あれはムード作りに近くて、ダラけたチームメイトを一喝! というような感じとは少し違います。

闘将、鬼将軍、屈強なリーダー。。

サッカー界に欲しいですね。

【筆者の略歴とプロフィール】

2000年より愛し続けるレアル・マドリードへの情熱が高まり、サッカーライターとして複数の国内著名サッカーメディアや大手出版社へ記事を寄稿。ヨーロッパのあらゆるスポーツメディア媒体への取材を通し、常に国内の「他媒体が報じていないニュース」の掲載を心掛ける。

尚、現在は芸能やエンターテイメントの分野にも手を広げ、浮気気味の模様。また、某著名サッカー解説家で赤いチームを愛するアノ雑誌編集者・ジャーナリストから「生意気だ」と電話で説教された過去は大きな黒歴史である。

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