【格付け #2】レアル・マドリードを最も苦しめた“天敵プレイヤー”ベスト10

反逆者の中には“身内者”も?

すべてのフットボーラーにとって、レアル・マドリードとの対戦は多くの場合、ある種の品評会となるケースが主だ。

サンティアゴ・ベルナベウで主人の息の根を止め、カメラスポットを独占することができれば、次の夏には自らが白いシャツを纏う権利を獲得することになる。

トップを走り続けてきたレアル・マドリードの前には、これまでに多くの厄介なレジスタンスが立ちはだかってきたが、最も困難だった天敵は以下に挙げる10人で間違いないだろう。

今宵は、

『レアル・マドリードを最も苦しめたマタドールたち』

と題し、過去20年間において白い巨人に歯向かってきたこの上ない“問題児”を筆者の完全なる主観により格付け。当然ながらその選出基準はゴール数だけに限った話ではない。

要注意人物であり続けた10人







第10位:ジョン・カリュー

彼がプレイヤー・オブ・ザ・プラネットかは分からないが、世界最高のクラブはしばしばこのノルウェー人に手を焼き、バロンドールのイタリア人CBもまた大きく恥を晒す結果となった。














第9位:ガブリエル・ミリート

メディカルの壁を破れなかった男の執念はどこまでも深く、最後にはブラウグラーナの袖を通すことで恨みを完結させた。

対人守備に滅法秀でたこの南米CBを招聘できなかったことは天下のマドリーにとって大きな誤ちだったと言えるだろう。














第8位:イヴァン・デ・ラ・ペーニャ

この男が右足を振り上げた時、ベルナベウの脇腹は容赦なくエグられ続けた。

ラ・マシア仕込みの天賦の才能はその所属先の如何を問わず、レアル・マドリードを貶めることに一切の迷いすらなかったようだ。













第7位:ティエリ・アンリ

速く、優雅、そして、エレガント。2006年のサンティアゴ・ベルナベウに戦慄をもたらした一撃を忘れ去ることは困難であり、その後も頻繁に我々へ牙を剥いた。

レアル・マドリードがこの極めて優秀なCFとのサインに迫っていたという事実もまた我々を大いに苦しめる格好の材料である。














第6位:ロイ・マカーイ

決定機を確実にモノにするダッチ・ストライカーにとって、エル・ブランコは格好のカモであり続けたようだ。

1秒でも目を離せば、そのDFは間違いなく悪夢を拝むことになり、その頭痛は彼がドイツへ渡った後も終わることはなかった。














第5位:アレッサンドロ・デルピエロ

カルチョの繁栄がいかに美しいものであったかを知るには、アレックスのフットワークを見れば事足りるだろう。

2003年のCLセミファイナルにおいて、フェルナンド・イエロに華麗なるステップダンスをレクチャーし、セリエBから這い上がった後もまた圧巻の一撃でサン・イケルに天空を仰がせた。

マドリーを前にして歓声を独占できるヒーローなど、そう多くないはずだ。














第4位:アンドレス・イニエスタ

年に2度の伝統マッチが訪れるたびに、我々はこの小柄なセンターハーフによるショーを拝まなければならない。

ドリブルにパス、シュート、さらには異次元級の戦術眼…etc

あらゆる場面において、アンドリーはマドリディスタにとっての悩みのタネだ。













第3位:ロベルト・レヴァンドフスキ

対峙した回数を度外視させるほど、2013年の4ゴールは大きな古傷となって我々を幾度も苦しめてきた。

世界最高の決定力を誇り、多くの場合、レヴィを黙殺することなどほぼ不可能にすら思える。














第2位:リオネル・メッシ

ファビオ・カペッロの敷いた鋼鉄の門番を破壊して以降、メッシとマドリーの物語は今も尚、継続中だ。

カンナバーロを始め、ラス・ディアラやぺぺ、セルヒオ・ラモスらは軒並みこのアルゼンチン人の処方箋を見出すことに明け暮れ、未だにそれは果たされずにいる。

永遠のライバルであるバルセロナを攻略したい時、メッシとの対峙から目を背けることはあまりにも愚かだが、一方でこの異星人には指一本触れることすらままならないのが現状である。














第1位:サミュエル・エトー

マドリーユースから“捨てられた”この怪物は、以降の輝かしいキャリアにおいて、白い巨人の生き血を吸い続けることにいかなる躊躇さえ見せなかっただけでなく、美酒に酔いしれ、ブラウ・グラナへの敬礼すら求める始末となった。

もちろんフットボーラーとしての能力は他を圧倒しており、この上なきその俊足はロベルト・カルロスをも嘲笑い、矢のように放たれる鋭利な一撃はイケル・カシージャスを“並のストッパー”へと変貌させたのだ。

あまりにも厄介な黒豹の反逆により、マドリーはその後のレンタルプレイヤーの契約書に古巣戦の出場不可という条項を追記。“エトーの悲劇”に第2章が訪れないことを願ってきた。

【筆者の略歴とプロフィール】

2000年より愛し続けるレアル・マドリードへの情熱が高まり、サッカーライターとして複数の国内著名サッカーメディアや大手出版社へ記事を寄稿。ヨーロッパのあらゆるスポーツメディア媒体への取材を通し、常に国内の「他媒体が報じていないニュース」の掲載を心掛ける。

尚、現在は芸能やエンターテイメントの分野にも手を広げ、浮気気味の模様。また、某著名サッカー解説家で赤いチームを愛するアノ雑誌編集者・ジャーナリストから「生意気だ」と電話で説教された過去は大きな黒歴史である。

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